アイデアを創出する
ビジネスにおいて、「アイデア(idea)」は非常に重要です。日々の仕事の中で、良いビジネスを生み出すには、たくさんのアイデアを出すと共に、良いアイデアがないか常に模索し続けることも必要です。
今の時代、非常に独創的で、これは凄いというアイデアは、それほど多くありません。実際のところ、ビジネスとしてうまくいっているものは、案外ちょっとしたひねりや変化、工夫が、そのポイントになっていることが多いです。また、アイデアを思いついた時は、それだけに囚われるのではなく、常にアイデアに対して自由であり、多角的に見ることが必要です。なお、アイデアは、実際に具体化して、はじめてその成果が出てきます。
ここでは、アイデアの具体的な視点と創出法について簡単にご説明します。
アイデアの視点について
普段の仕事の中で、アイデアは偶然に思いつくことも多いですが、下記のような視点も参考になります。
・多くの人が困っていると思うこと(問題)
・自分があればいいなと思うこと(期待)
・需要はあるが価格の高い既存ビジネス(不合理)
・商品・サービスに不満のある既存ビジネス(不満)
・今後拡大が予想される分野(成長)
・規制緩和、規制強化の進行する分野(変化)
・時代の流れや社会の中で出来たニッチ分野(機会)
・やり方を替えた既存分野(業界慣習の打破、経営の変革・・・)
アイデアの創出法について
一般にアイデアは、ある程度システム的に出すことができます。下記では、代表的な手法をまとめてみました。(一部の創出法は勝手に名付けました)
|組み合わせ法
既存のモノ同士を組み合わせる方法。
|ブレーンストーミング法
集団などで自由にアイデアを出す方法。
|KJ法
アイデアを抽出し、グループ化していく方法。
|属性列挙法
属性ごとに分解し、アイデアを出す方法。
|リラックス法(仮称)
お風呂やトイレ、散歩、寝る前など、リラックスした時にアイデアを出す方法。
|集中法(仮称)
とにかく考えまくる、疲れた時にふと良いアイデアが浮かぶ。(行き詰まったら寝るのもよい、起きた時に頭が整理されることもあり)
|日常生活ヒラメキ法(仮称)
日常生活の中で、ふと思い浮かぶアイデアや疑問を適宜メモする。